コボレ恥之介と 石の下でさざめく記事たち

元・マンガ家志望。小説・映画・漫画の感想や表現技法の勉強、自作品の批評など。僕がアウトプットするためのブログです。

うっかり恥之介vs仕事術本『絶対にミスをしない人の脳の習慣』!

この本を夢中で読んでいたらバイトに遅刻しました(怒)

 

 

結論から言うと、今回はそういう文句の話です。

 

 

 

 

 


僕・恥之介のうっかりミスの発生率は非常に高く、ある友人は僕がうっかりミスを落とすと「恥之介が、また恥之介力を発揮した!」と言ってくる始末。恥之介力ってなんやねん。僕はいつから概念になったんですか。


他にも「不注意力が高い」「うっかり恥之介」「やらかし魔」「アホ」などと素敵なあだ名を賜るほど。
まあ舞台のチケットをなくしたり、Suicaをなくしたり、家の鍵をなくしたり、コピー機に500円玉を入れて10円分だけ印刷した後にお釣りを取り忘れたり、3歩歩いたら何をすべきか忘れたり、出先で財布に9円しか入ってなかったことがあったり、とにかく色々しでかしてますからね……。

 


さてそんなアホの頂点に君臨できる僕でも、この本を読めば改善できると思ったわけですよ。
精神科医兼ベストセラー作家の樺沢紫苑さんの仕事術本・『絶対にミスをしない人の脳の習慣』

脳科学の視点からミスの防ぎ方を学ぼうという本です。

 

 

 

 

 

この本を読んでいたのはアルバイトの前の時間。その日は夕方からなので、それまでをじっくり学びの時間として活用しようと思っていました。
その本をページをめくるたびに知恵を獲得できたため、僕の心はカーニバルのごとく壮大なダンスを繰り広げていました。
なるほどワーキングメモリなるものが僕は人より少ないのか! ワーキングメモリを鍛えるには睡眠運動料理暗算……。実際の仕事中はTO DO リストを活用して一点集中で取り組んで……。

瞳を満天の星空よりも輝かせて読みました。
そのときです。スマートフォンが身体を震わせ、電話が来たことを告げました。画面に「オーナー」という名前が表示されています。
何だろうと思いながら電話に出ます。

 


『……今どこ?』

 


開口一番、オーナーはそう告げました。その瞬間僕の心臓がギュウッと縮み上がりました。
すっかり休日気分だったが!!!!!!!!

出勤日だった!!!!!!!!

 

 

 


大慌てで家を飛び出しました。
一陣の風のごとく自転車をかっ飛ばし、到着。結果、10分の遅刻。
心優しいオーナーは「いいよ、いいよ」と言ってくださったが、僕の口から申しわけありません以外の言葉が出るはずはない。

 

 

何がベストセラー作家だ! ミスを起こさない本を読んで、どうして遅刻が起こるのだ! この嘘つきめ!

 

 

 


……などと憤慨はしませんでした。
いや、できなかったと言うほうが正しいでしょうか。

 

 

「予定をメモに書きなさい」本にそう言われた時点で僕は今日の予定を確認すべきだったのです。
特にその前日は大事な用事が入っていました。そういう「いつもと違う考えごと」の発生するようなときこそ、脳の容量オーバーによってミスが発生する恐れに気づくべきなのです。

本は読む物じゃないんですよ。

読んで実践するものなんです。 特にハウトゥー本というものは。 


そんなことも分からず本を嗜んでいたなんて! 自分で自分が恥ずかしくなりました。

 

 

 

 

 

 

ご迷惑をおかけしました。
以後気をつけます。

 

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