就活は楽しいぞ?!!
しんどい、もう無理、帰りたい。
こんにちは。就職活動によって先日までダークサイドに両足突っこんでメンヘル化していた恥之介です。
メンヘルモードの詳細は割愛するので好きに想像してください。って言うと皆さまはワイルドな姿を想像してくださるんだろうなぁ。まあいいか。
「しんどいだの苦しいだのメンタルヘルスだの、タイトルと矛盾してるじゃねーか!」そう思う方もいるでしょう。皮肉としてつけた題ではないのでご安心を。
要するに、苦しいとこもあったけど楽しいこともあったみたいな、ありがちなテーマの記事なので。
そんな身も蓋もないまとめを早々にしてしまいましたが、具体的なエピソードを盛りこむことでお茶を濁すとしましょうか。
そんなわけで僕が「就活楽しい!」と思えた3つのポイントを紹介します。
簡単に言えば、「ギャップが楽しい」「新しい自分に出会えて楽しい」「周囲のありがたさに気がつける」です。
(おっ! 読み進めてやったのに、やっぱりありがちなことを言ってるぞ!)
それではひとつずつ言わせていただきますね。
◆ギャップが楽しい◆
求人票から受けた印象と実際面接を受けた印象。この差が大きい場所もあるんですよね。
店舗のスタッフを募集するPという会社の求人票からは「ウェーイ! オーシャンに行ってチャンネーをナンパッパするウェイ! 行かないならお前を肉塊にして俺チンの胃袋に収めっぞウェイ!」って感じのチャラチャラな印象を受けたのですが(お前のチャラ男のイメージ雑じゃない?)、実際面接に行ってみると業務内容を丁寧に分かりやすく説明してくださり、僕の経験や特性を踏まえてどんなふうに活かせるかじっくり考えてくださったりと、優しく誠実で真面目な面接官でした。変な想像してすみませんでした。
◆新しい自分に出会える◆
エクセルなんて難しいツール、僕みたいなアホにできるはずない! と思っていたのにエクセルの資格試験に合格できたり。
一方で割り算が大の苦手であったことに今さら気づいたり。
緊張と頭痛でめちゃくちゃゲロ吐きまくるんだろうなぁと思ってカバンに大きめのビニール袋を4枚常備してたのに、吐く気配すらなかったし。
自分のできること・できないことを知るいい機会だったと思います。僕はあんまりできる人じゃない。けれどできる範囲のことなら、けっこう何でもできる。
◆周囲の人のありがたさを再確認◆
忙しい中で友人が僕の嘆きを聞いてくれたり。別の友人が資格試験の対策テキストを貸してくれたり。父が志望動機の添削をしてくれたり。大雨の日、車で母が最寄り駅まで送ってくれたり。オーナーがアルバイトのシフトを代わってくださったり。ハローワーク職員さんが、僕に適した仕事について一緒に唸りながら考えてくださったり。
僕のような人でも、こうしてたくさんの優しさに支えられて生きているのだと知りました。
本当に本当にありがとうございます。
うん、うん。
……ここまで読んでもありがちな話しかしてねーじゃねーか!!!!!
そうです。おっしゃる通りです。
でもこれは、僕の筆力がないというより(僕の筆力がないのも大きな要因ですが)、就活の楽しさなんて話、本当に「ありがちな話」にすぎないんだろうと思います。
けれど就活は「苦しいよ辛いよしんどいよ」の声のほうが大きくて、「実は楽しい」なんて当たり前な部分が霞んでしまっているように思います。
僕も就活は最初……というかほぼずっと、とにかくたまらなく恐ろしかったです。僕は就活中に死ぬんだろうなぁ、と思いながら動いてました。
もっと早くに知りたかったなぁ。「就活って実は楽しいよ!」って。
いやもしかしたらやっぱり本当に就活は人を死にいたらしめる、おぞましい制度なのかもしれないですよね。でなければこんなにも苦しい辛いの声が支配しているわけがないですし。
楽しいものか怖いものか。本当はどっちなのかなんて、答えはどこにもないのでしょう。結局のところその人の捉え方次第ですからね。だったら楽しいほうで考えたいですよね。
嘘でもいいから、「楽しいぞ!」って呟こう。
ドラクエ11のシルビアさんも「辛いときこそ笑いましょ」って言ってたし!
とにかく僕の思う就活成功の秘訣は、「どんなことでも楽しむ力」と「支えてくれる人」の二つだという話です。
それで恥之介よ、お前のお仕事先は決まったのか? 閲覧者さまはそうお思いでしょう。
なんと! 僕! 決まりました!!!!!
しかもすごく楽しそうで、応募企業の中で一番ワクワクを覚えた場所ですよ! やったー!
本当は就活中に記事を公開しようかとも思ったのですが、言葉を直したりしている内に企業さまから採用のご連絡を賜ってしまいました。
そんなハッピーモードだから「就活楽しい!」なんて言えちゃうのもあるかもしれませんが。いやでも就活の終盤ではちゃんと「楽しい!」と思いながら動けていたのは事実です。ご安心を。
繰り返しにはなりますが、皆さま、脆弱な僕を支えてくださって本当に本当にありがとうございました。
皆さまに恩返しができるよう、精進したいと思っております。
死なないていどに。
死なないていどに!!!!!!
(メンヘル的には大事なポイント)