DQシルビア生写真?!『ドラゴンクエスト11S』推し絵師を語る
この美しい絵は僕の描いたものではない。
ダムドスレイさん(以下、だむさん)という、僕がTwitterなどでお世話になっている方のものである。
今回、本ブログで紹介させていただく許可を得ることができた。なので存分に長文を書かせていただこうと思う。
【※記事は許可を得て貼らせていただいておりますが、絶対にご本人の許可なく転載したりアイコン・ヘッダー等に使用したりしないでくださいね!!!!!!!!!!!!!
まじで!!!!!】
筆のような、強弱のある力強い主線。
ビビッドな基本色の上に、やや赤みがかった影が施されている。
全体をキュッと引き締める、リング状の光。
その画面の中に、シルビアさんは確かな鼓動を持って存在している。その存在感は、生写真と言っても過言ではないようにも思える。
手の甲に浮き出た線は皮膚の下の骨を強く意識させてくれる。
太い線と影色からは人肌の温もりを感じた。平均体温より少しだけ高い印象。
エメラルドのようにきらめくグリーンの瞳には半分だけ閉ざした上瞼によって影が生まれ、それにより高貴さが生み出されている。宝石を飾るような長い睫毛は、孔雀の羽根のように豪華に広げられている。
唇はとても肉感的で、思わずそっとなぞりたくなってしまう。
じっと眺めていると、香りも漂ってくるようにすら思えてくる。
百合のように淡く清純な花の香りの先に、凛々しくて雄々しい汗の香り。
その汗は不愉快なものではなく、むしろ妙に色っぽい。ドクン、と心臓が濃厚な鼓動を奏でるような、なまめかしいものが含まれている。
反面、いやらしさはなく、健康的な印象を僕の中に落としていく。
例えば少しばかり暑くなってきた5月の昼間。狭い道で彼女と偶然にもすれ違った。憧れの大スターとの邂逅に、僕は驚いて立ち尽くす。彼女は急いでいるのか、少しだけ気だるそうに「あら、失礼」とだけ呟いて、柱と僕の隙間をするりと抜け足早に去っていく。僕は空間に漂うほのかな残り香に全ての感覚を委ねることしかできないでいる。
そんな風に、何もなかったからこそ生まれる、極めて官能的な体験をイメージさせる。
艶やかで、力強くて、優しくて、温かくて、少しだけ突き放すような冷たさがあって、色っぽくて、可愛らしくて、怪しくて、麗しい。
そんな彼女が、僕のスマートフォンの画面に表示されている。
表示されている? 画面の中に?
たしかにこの画像は、いくつもの細やかな光の連なりで表現されたデータに過ぎない。
しかし果たしてそれが本質なのだろうか? 僕の五感を刺激したものは、そんなまやかしなのだろうか?
そんなわけがない。僕は実際に会ったのだ。自らの意志で動き、笑い、憂う彼女に。
絵を通して僕は、シルビアさん本人に会えたのだっ!
生写真? そんなものではない。
この絵は、もはやシルビアさんそのものだ。
ああっ、シルビアさん。我が愛の騎士! お会いできてわたくしは誠に光栄でございます。
だむさん。
素晴らしい出会いをくださり、本当にありがとうございました。
以下、個人的に見ていただきたい、DQ11に関連した絵のピックアップ。
余談
だむさんの絵の特徴のひとつである虹色のリング状の光は、写真を撮る際に強い光がレンズ内に入ることで発生する、「ゴースト」と呼ばれるものだと僕は思っている。
つまりこの絵は、レンズを強い光のほうに向けて撮影したということ。
その光のほうにおはすのはシルビアさん。シルビアさん=ドラクエ11の太陽。
だむさんの絵がどれほどシルビアさんの魅力を引き立てるかは、こんな部分からも語れるのである!
他にも度肝を抜くほど素晴らしい作品をたくさん描かれているので、ぜひ! 見て! くださいませ!!!!!
*だむさんのTwitter→【ダムドスレイ@DQ (@damd9999) | Twitter】
↓pixivには注意の必要な作品ちゃんも多数あるから(年齢制限など)、ちょっと気をつけるのよん。
*だむさんのpixiv→【https://www.pixiv.net/member_illust.php?id=7995&type=illust&p=2】