ネタガナイト、書けナイト
思いつかない。
僕は僕の中の「好き」をすべてここに書き落としておきたいのに。
僕の中にはまだまだ「好き」の塊が存在しているのだ。
磨けばそれなりに美しく光り、この小さな宝石店を彩ってくれるはずのものである。
しかし磨き方が分からない。あるいは、磨くための布がない。
何かそれらしいことを言ってごまかそうと思ったが、要するにただのネタ切れである。
喋りやすいものはだいたい喋ってしまった気がする。
だいたい、長年好きでいた作品ほど好きのポイントが自分でも分からないというのは不便なものである。「何か好き」とか「何となく超絶好き」といった色の濃いだけで掴めない煙がもうもうと立ちこめているのである。
もしかすると「原石を磨こう」という気持ちが薄れているのかもしれない。
最近何度か続けて記事を書き上げたのにボツにした。グ口テスクな作品やエ口ティックな作品に関する感想を書いたのだが、こういう話題を取り上げてブログが閉鎖に追いこまれないかとヒヤヒヤしているのである。育ててきたブログがなくなってしまうのは悲しいし怖い。臆病すぎるのかもしれないが。
マンガや映画では「失うものがある人は強い」というセリフもよく見るが、僕は失うものがあるせいでかえって弱くなっている。
うーん、どうしたものか……。
ブログ記事はTwitterで宣伝すると、大変嬉しいことに格段に閲覧数を伸ばしてくれる。
僕はタイムリーな記事以外は宣伝を後回しにしがちだ。忙しくて記事が書けなくなったときのために取り置きしているのだが、それもよくないのかもしれない。
書いてすぐ反応をいただけたほうが、どういう記事が人気だろうとかも調査できるし、何よりモチベーションになる。
宣伝の機会はひとり一回と決まっているわけではない。書けないときは再宣伝させていただければよいのではなかろうか。
あと僕は、もう少し、他の方のブログ記事を研究したほうがよさそうですね。
どこまでやっていいのかとか、実例を見るのが一番です。
そしてもうひとつ、思いついたことが!
作品の感想というコンセプトのもとで書いているが、もっと他の領域に足を延ばしてもいいかもしれない。食べるのは好きだし、食べ物の感想を書いてみるのもいいかもしれない。
……まあ僕は味の違いが分からない馬鹿舌なので、いつも本当に「よく分からないけど美味しい!」しか言わないんですけどね。
っていうか味の感想文って難しくないか? 本の感想なら引用で文字数を稼いでごまかすこともできるが。味覚や聴覚といった別の感覚を言葉に落とすのは難しい。でも、だからこそやってみる価値がある。
馬鹿が書いたらどうなるか、というお笑い記事にしてしまうのも悪くない。
だらだらとメモ書きのような記事を作ってしまいましたが、方針が整ったところで終わりとしましょう。つきあってくださった方、誠にありがとうございました。書いたら解決策が見つかりました。アウトプットって大事ですね。
コボレ恥之介の次回記事にご期待ください!
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